防犯カメラ・監視カメラのソリッドカメラ TOP 防犯カメラ・監視カメラと周辺知識 ネットワークカメラ(IPカメラ)に 接続できない時の原因と対処法
お役立ちコラム

ネットワークカメラ(IPカメラ)に
接続できない時の原因と対処法

接続できない時

電源とインターネット回線があれば簡単に使用できるIPカメラ(ネットワークカメラ)ですが、Wi-Fiなどにうまく接続できない場合はどのような原因があるのでしょうか?設置や接続方法など、よくある原因と対処法を紹介します。

接続や配線を間違えていないか?

IPカメラの電源が繋がっていない

屋外監視

意外と多いのが、IPカメラの電源が接続されていないケースです。例えば、カメラの電源スイッチをOFFにしていたり、コンセントにACアダプターを差し込んでいなかったりするなどのケースが考えられます。

ほかにも、電源ケーブルの断線や電源部の故障などによって電源が入らない可能性もあります。改善するためには、電源のスイッチのON/OFF、ACアダプターやケーブルなどが電源に接続されているか、目視で確認しなければなりません。また、電源のスイッチがないカメラの場合は、カメラやレコーダーなどの本体のLEDランプが点灯しているか確認しましょう。

LANケーブルの接続やWi-Fi設定が間違っている

電源と同様に、LANケーブルが接続されていないケースもあります。そのため、IPカメラやレコーダーなどの機器に、LANケーブルが差し込まれているか確認しましょう。LANケーブルを差し込むときに「カチッ」と音が鳴れば、確実に差し込まれています。

ほかにも、Wi-Fi接続を設定していない可能性もあります。無線でIPカメラを使用するときは、IPカメラとWi-Fiの接続を行わなければいけません。最近はカメラ自体に かんたん設定ボタンが搭載されているものもあります。まずは使用しているカメラのWi-Fi設定を確認しましょう。

付属品以外の周辺機器を使用している

付属品以外の周辺機器を使用している場合、IPカメラが起動しない場合があります。とくにACアダプターは、電流や電圧が正しくないと正常に給電できません。機器の故障につながる場合もありますので、付属品以外のACアダプターを使用するのは避けましょう。

Wi-Fiなどの設定ミスはないか?

設定ミスがあると、IPカメラに接続できません。Wi-Fiパスワードの入力ミスや各種設定ミスなどが考えられるので、心当たりのある箇所から確認していきましょう。

設定ミス

ネットワーク設定が正しくない

IPカメラと接続するネットワーク設定が正しくない場合、IPカメラにアクセスできません。例を挙げると、Wi-FiとIPカメラを接続するときには、SSIDを選択してパスワードの入力を行う必要があります。SSIDが検索されない場合は、SSIDの入力が必要です。

パスワード入力ミス

Wi-Fiやカメラのパスワードの入力ミスによって、繋がらないケースもあります。大文字や小文字など、入力が間違っていないか確認してみましょう。また、カメラが繋がらないため設定をリセットし、初期設定に戻っている場合もあります。リセット時の初期パスワードを確認しましょう。

ポート番号、IPアドレス設定(個人使用以外の場合)

セキュリティの強いネットワークでは、ポートの開放が必要な場合があります。インターネットに接続できないときに特定のポートを解放しますが、基本的には80番を解放すれば問題ありません。また、ポートの解放をしすぎるとセキュリティリスクが高くなるため、ポート開放は慎重に行いましょう。ほかにも、ルーターの設定によっては、IPアドレスの固定が必要な場合があります。例えば、カメラとルーター間がVPNで接続されている場合です。

プログラム・ソフトウェアは最新か

カメラが最新でも、ソフトウェアのバージョンが古い場合は、対応できずに繋がらないことがあります。例えば、監視ソフトで映像を視聴するときに、映像が映らないことがあります。また、カメラを制御するソフトウェアであるファームウェアが最新ではない場合、セキュリティリスクが高くなります。そのため、アップデートを行い、つねに最新の状態にしましょう。

回線の不具合

IPカメラは、インターネット回線を活用しているため、回線の不具合によってWi-Fiなどに繋がらないケースがあります。

回線の不具合

有線LAN接続がおすすめ

IPカメラは有線、もしくはWi-Fi(無線)で視聴できます。しかし、基本的には有線LANでの接続がおすすめです。Wi-Fi(無線)を活用することで配線をしなくてもIPカメラを使用できますが、そもそも電波が弱く、複数のカメラに接続することで一時的に映像データが重くなってしまうことがあります。また遮断物があると、より電波が弱まってしまう恐れがあります。

一方で、有線LANは速度が速く、安定性が高いのが特徴です。IPカメラでは莫大な量のデータを扱うため、回線速度が遅いとフリーズしてしまいます。そのため、安定感のある有線LANがおすすめです。

インターネット回線の不具合

スマートフォンやパソコンなどをルーターに接続し、インターネットが使用できるか確認しましょう。ほかにも、幹線(光ケーブル)に不具合があり、インターネット回線の調子が良くないケースもあります。

インターネット回線の不具合も、IPカメラに繋がらない原因です。例えば、カメラを接続しているルーターが、そもそもインターネットに接続できていないケースがあります。IPカメラはインターネットを利用して映像を映すものなので、上記の状態では映像を視聴できません。

それでも問題が解決しない場合はサポートを活用しよう

様々な方法を試してもWi-Fiなどに接続できない場合は、機器の故障を疑うことになります。この場合も原因がどこにあるのか詳細に突き止める必要があります。原因が分からないままカメラの故障かと思って本体を買い替えても問題が解消しない、といったケースも発生します。

ネットワークカメラは便利なツールですが、トラブルが発生した際には、その解決には専門的な知識が必要となります。そのため、メーカーの電話サポートがあると安心です。電話サポートでは、ナビゲートにより接続不良の原因を一つずつ確認することができます。これにより、問題の原因を詳細に突き止め、適切な対策を講じることが可能となります。

購入前に電話でのサポートが受けられるかも確認しておくと、トラブルが起きた際も安心です。問い合わせの際は「切断」や「オフライン」など、表示されたエラーメッセージを一緒に伝えると、問い合わせで解決しやすくなります。

防犯カメラ、IPカメラのことなら、お気軽にお問い合わせください。

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