防犯カメラの選び方完全ガイド|初心者でも失敗しない6つのポイント
防犯カメラの選び方を間違えると、設置後に「思ったように映らない」「使い方が難しい」といったトラブルが発生しがちです。初心者の方でも失敗せずに最適な防犯カメラを選べるよう、6つの重要なポイントに分けて分かりやすく解説します。
目次
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防犯カメラの選び方①:設置環境で選ぶ
まず考えるべきは、防犯カメラをどこに設置するかです。カメラの性能や耐久性は機種によって大きく異なります。
屋内用カメラ(家庭用・ 店舗・オフィスなど)
家庭やオフィス、店舗などの室内環境では、屋内用のカメラがおすすめです。一般的に屋内用カメラは屋外用カメラよりもコストが安いこともメリットとして挙げられます。例えば家庭内ではペットの監視用として利用されることも多く、小型で目立たないモデルが人気です。
屋外用カメラ/SIMカメラ(工事現場・駐車場・農地など)
屋外に設置するカメラは、雨風やホコリなどに耐える防水・防塵性能が必須です。また、広いエリアをカバーする必要がある場合は広角レンズ、夜間撮影をする場合は赤外線LEDが搭載されたものを選びましょう。
また、工事現場や農地などでは、インターネット回線の確保が難しい場合が多いため、回線工事不要で使用できるSIMカメラがおすすめです。
防犯カメラの選び方②:録画方法で選ぶ
次に、防犯カメラの録画方法について考えてみましょう。ソリッドカメラの録画方法には大きく分けて3種類があります。
SDカード録画
SDカードへの録画は、手軽さが最大の魅力です。カメラ本体に直接SDカードを挿入するだけで録画できるため、設置や設定が簡単です。ただし、録画容量に限りがあるため、長期間の録画には不向きです。
NAS録画
NAS(ネットワーク接続ストレージ)は、ネットワークに接続して使用する録画装置です。1台のNASに複数台のカメラを録画でき、家庭やオフィスへの設置に適しています。さらにメリットとして、大容量で映像の保存期間が長い点が挙げられます。
NVR録画
NVR(ネットワークビデオレコーダー)は、複数台のカメラの映像を録画し、モニターで一元管理できる録画装置です。特に企業や商業施設など、大規模な防犯システムを構築する際に適しています。複数台のカメラ映像を高品質で保存し、同時に確認することが可能です。
防犯カメラの選び方③:視聴方法で選ぶ
防犯カメラで録画した映像をどのように視聴するかも重要です。
スマホやPCで遠隔視聴
最近の防犯カメラの多くは、専用アプリでスマホやPCから遠隔視聴が可能です。外出先からリアルタイムで映像を確認できるため、忙しい方にも最適です。例えば、旅行中の家庭の様子をスマホでチェックするなど、利便性は抜群です。ソリッドカメラのViewlaシリーズがスマホやPCでの視聴に適しています。
スマホやPCでかんたん視聴
現地モニターで視聴
一部のカメラは、専用のモニターで現地確認が可能です。特に、インターネット環境がない場所やリアルタイムでの映像確認を重視する場合に適しています。ソリッドカメラのSeculaシリーズなら、NVRに複数台のカメラを接続して一括管理ができます。
NVRを使ってモニターで一括管理
ブラウザから視聴
ブラウザを使った視聴方法は、アプリをインストールせずに映像を確認したい方に向いています。ソリッドカメラでは、YouTubeライブ配信を活用してリアルタイムの映像を確認する方法があります。
防犯カメラの選び方④:カメラの形状で選ぶ
カメラの形状は、設置場所や監視範囲に大きく影響します。それぞれの特徴から、あなたに適した機種を選びましょう。
チューブ型/バレット型カメラ
バレット型・チューブ型カメラは、筒状の形状が特徴です。屋外設置できる機種が多く、駐車場や工事現場などを監視するのに向いています。存在感があるため犯罪の抑止力としても役立ちます。
ドーム型カメラ
ドーム型カメラは、天井に取り付ける半球状のカメラです。威圧感が少なく、店舗やオフィスなど目立たせたくない場所での使用に適しています。また、視野角が広く、広角での撮影が可能なモデルが多いです。
小型カメラ(ピンホールレンズ搭載カメラ)
小型カメラ(ピンホールレンズ搭載カメラ)は、小さくて目立たないため、カメラを破壊されたり撮影を妨害されたりするのを防げます。ただし、プライバシーの配慮など法的な問題には注意が必要です。
防犯カメラの選び方⑤:機能で選ぶ
防犯カメラに求める機能も確認しましょう。便利な機能を活用することで、より効果的な監視が可能になります。
Wi-Fi接続機能
Wi-Fi対応のカメラは、有線接続なしでインターネット回線に繋げられるため、設置が簡単です。特に、自宅や店舗での利用におすすめです。
検知機能(動体検知/人体感知)
動体検知や人体感知機能が搭載されたカメラは、動きや人の存在を検知して通知を送ることが可能です。防犯性を高めるだけでなく、効率的な監視が可能になります。
PTZ(パン・チルト・ズーム)
PTZは、Pan(水平方向への首振り)・Tilt(垂直方向への首振り)・Zoom(ズームアップとズームアウト)の頭文字の略で、カメラのレンズを遠隔地から動かせる機能です。広い範囲を効率的に監視するのに適しています。
広角レンズ
カメラのレンズを動かさない場合は、一度に広い範囲を撮影できる広角レンズ搭載のカメラがおすすめです。特に玄関や駐車場のような、広範囲をカバーしたい場所に最適です。
赤外線LED(夜間撮影機能)
夜間の監視が必要な場所や、照明が少ない環境の場合は、赤外線LEDが搭載されたカメラを選びましょう。赤外線による撮影は人間の目には見えない光を利用するため、目立たずに監視が可能です。特に、屋外設置の防犯カメラで重宝されています。
防犯カメラの選び方⑥:サポート内容で選ぶ
防犯カメラを導入した後、不具合やトラブルが発生する可能性もあります。そのため、購入後のサポート体制は非常に重要です。
保証の内容や期間
防犯カメラは長期間使用することが前提の製品なので、購入後の故障や不具合に対応する保証があるか確認しましょう。特に、屋外用のカメラは環境による劣化リスクがあるため、購入後1年以上の保証があると安心です。
トラブル対応・カスタマーサポートがあるか
不具合やトラブルが発生した際に、メーカーや販売店が迅速に対応してくれるかが重要です。電話やメールでのカスタマーサポートがあるメーカーを選びましょう。
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防犯カメラの選び方は、設置環境、録画方法、視聴方法、形状、機能といったポイントを押さえることが重要です。選び方に迷った際はお気軽にお問い合わせください。
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