お寺・神社における防犯カメラの必要性!
文化財を守る防犯カメラの役割
お寺や神社は誰もが出入りできる公共の場所のため、いたずらや犯罪の標的にされてしまうことがあります。不審者による盗難や放火などから守るために、防犯カメラの設置が必要不可欠です。
日本にある7万7000か寺のうち、住職のいない「無住寺院」は約2万か寺にのぼると言われています。つまり、無人の寺が全国2万か所にあるということです。高齢化が進み寺社を管理する人がいなくなってしまい、放火や盗難の標的となるケースも多いようです。貴重な文化財を守るためにも設置するだけで24時間監視が可能になる防犯カメラの導入は非常に有用といえます。
(参考:文化庁宗務課「宗務時報(令和2年3月)」)
https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/shuppanbutsu/shumujiho/pdf/124jiho.pdf
目次
お寺や神社で起こるトラブル
お寺や神社は、誰でも気軽に立ち寄ることができるため、トラブルが起きることがあります。防犯カメラは設置するだけで常時監視が可能です。防犯システムでトラブルを未然に防ぎましょう。
盗難
貴重な文化財や仏像、神具などが保管されている場合、古美術品や歴史的な価値のあるものは、闇市場やコレクターの間で高値で取引されるため、盗難の標的とされてしまうことがあります。
いたずら、落書き、破壊行為
お寺や神社は夜間は無人となり、明かりもほとんどないうえ、誰でも入ることができる場所です。若者のたまり場となったり、心無い破壊行為や盗難の標的となります。
不法投棄
無人になる時間を見計らって不法投棄を行われることがあります。境内に不法に捨てられたゴミや廃棄物は、景観や風紀を損ない、また神聖な場所の尊厳を脅かすものです。こうした問題は、社会全体での意識啓発や監視体制の強化が必要です。
放火・不審火などの火事
放火や不審火は、火災の悲劇を引き起こす恐ろしい行為です。特に夜間は無人の場所が増えるため、放火の標的にされやすくなります。寺院や神社などの建造物は木造が多く、火災による被害が甚大です。これらの場所は文化的、歴史的な遺産であり、火災による損失は計り知れません。過去には貴重な歴史的建造物が失われたり、その価値ある遺産が破壊されたりする事例が数多くあります。
台風や土砂崩れなど天災の被害
山に近い場所にある寺や神社では、通いの住職が離れた場所にいることもあります。カメラを設置していれば、台風などの天災により建物に損害が出ていないかなど、離れた場所から確認することができます。
寺社に防犯カメラを設置する場所
賽銭箱
賽銭箱の上に監視カメラを設置することで、盗難被害を抑止することができます。
入り口や境内
入り口や境内付近は最も一般的な設置場所です。来訪者の出入りを監視するだけでなく、不審者や侵入者を防ぐのに効果的です。
重要な施設や貴重品の保管場所
もし寺院内に貴重品や重要な文化遺産がある場合、その保管場所周辺にカメラを設置することが重要です。
庭園や境内
広い境内や庭園にもカメラを設置することで、不審な動きや破壊行為を監視することが可能です。
駐車場
お寺の駐車場にもカメラを設置することで、車のナンバーや犯人の特徴などを録画でき、犯人逮捕につながる有力な証拠を残すことができます。盗難や破損を防ぐことができます。
寺社におすすめの防犯カメラの機能は?
おすすめは24時間監視
●高画質の映像
映像のクオリティが高いカメラを選ぶことで、細部まで鮮明に記録できます。これは、不審な活動や事件が起きた際に、詳細な証拠を提供できることにつながります。
●広範囲な視野
広角レンズやパノラマ機能を備えたカメラは、広いエリアをカバーできます。境内全体や重要なエリアを一度に監視できるので、効果的です。
●低照度カラー撮影機能
夜間や暗い環境でも明るくクリアな映像を提供する低照度カラー撮影機能は重要です。赤外線センサーや暗視機能を備えたカメラは、夜間の監視に役立ちます。低照度カラー撮影のできるモデルでは、わずかな光でもカラー撮影が可能なため、不審者の服装や車などの色の情報も撮影可能です。
●人体感知、動体検知などの検知機能
不審な動きを検知してアラートを発信する機能があると、24時間体制で監視する際に役立ちます。盗難や放火などは寺社が無人になる夜間に行われることが多いため、特に人や車両の動きを検知できると良いでしょう。
●遠隔操作と録画機能
インターネット経由で遠隔から監視できる機能や、映像を録画して保存できる機能があると便利です。不測の事態に備え、重要な映像を保管できます。
●防水・耐久性
屋外に設置する場合、防水性能や耐久性があるカメラを選ぶことで、悪天候や気象条件に対応できます。
防犯カメラの設置に関する注意点
防犯のためにカメラを設置する際、プライバシーへの配慮は必須です。カメラの視線は必要最小限に抑え、個人を特定できないような位置に設置しましょう。また、録画された映像の管理も重要です。不適切な利用がないよう、厳重な管理体制を整えることが求められます。
お寺・神社の防犯におすすめ防犯カメラ
無人のお寺や神社にはインターネット回線がないことが多いでしょう。
SIMカメラなら、SIMを使いLTE通信をするため、通信工事が不要です。
モバイル通信SIMカメラ / Viewla(ビューラ) IPC-16LTEp
オープン価格
- 〇 回線工事不要!電源接続とSIM挿入で使用可能
- 〇 動体検知機能搭載
- 〇 定期画像送信機能搭載
- 〇 WindowsPC・スマートフォン・iPad・タブレットで視聴可能
- 〇 SIMフリー(au or docomo系)
こんなところに導入されています
- ✓ マンション管理、不法投棄防止、宅配ボックスの状況確認
- ✓ オフィスのセキュリティ
- ✓ 盗難などの防犯対策
- ✓ 太陽光パネルにゴミ、積雪がたまっているかの定期確認
電源不要なソーラーパネル付きSIMカメラ
SolLa(ソルラ) SLL-01LTE
オープン価格
SolLaは常時監視ではなく、必要な時だけカメラが起動する省電力設定のSIMカメラです。ソーラーパネルで発電を行うため、電源も不要なワイヤレスモデルです。スマホのアプリで見たい時すぐに見れる仕様のため、太陽光パネルの管理や河川監視など、遠隔で管理したい場所におすすめです。ホワイトライトを搭載している監視カメラで、夜間でもカラー映像を撮影できます。果実盗難対策のため、農園にも導入実績があります。
- 〇 電源工事・回線工事不要!設置するだけ
- 〇 人体感知センサー搭載
- 〇 双方向音声対応
- 〇 専用のスマートフォンアプリで視聴可能
- 〇 ソリッドSIMサービス専用
こんなところに導入されています
- ✓ 巡回が必要な複数拠点をリモートで一括点検
- ✓ 訪問が困難な場所でのトラブルを早急にチェックしたい
- ✓ 盗難などの防犯対策
- ✓ 太陽光パネルにゴミ、積雪がたまっているかの定期確認
防犯カメラ選びの参考に!IPカメラ診断をやってみよう
SIMカメラとは?
SIMカメラ(またはLTEカメラ)とは、インターネットの固定回線を利用せず、SIMカードを挿入してスマートフォンと同様に4G回線/LTE回線を利用して通信するカメラです。携帯電話の電波が届く範囲であればどこでも防犯カメラの設置が可能です。
お寺・神社への防犯カメラの導入に補助金・助成金が使えます
都道府県や市区町村などの自治体には、防犯目的でカメラを設置する際に補助金・助成金の制度を施行しているところもあります。大事な文化財でもある寺社を監視するため、防犯カメラの導入を検討する際には一度確認してみるとよいでしょう。
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