【防犯カメラの活用術】動体検知ほか
AI検知機能
AI防犯カメラの技術とは?AI検知の活用事例を併せてご紹介
AI技術と防犯カメラ
AI技術は、画像認識やパターン認識などの能力を持っており、これらの機能が防犯カメラに加わることで、防犯カメラは映すだけの機械から、より高度な監視システムへと進化します。これにより、防犯カメラは単に映像を記録するだけでなく、異常な行動を検出したり、特定のパターンを認識したりすることが可能になります。
動体検知とは何ですか?
映像の視界内で映像の動きを検知するシステムです。動体検知を録画する場合、実際の動きから5秒遡ってmicroSDカードやNASに録画を開始します。また動体検知した際にメール送信やアラーム音で自動的にお知らせすることも出来ます。侵入検知や持ち去り検知などもAI検知の一つです。
動体検知
動体検知は、不審者が敷地内に侵入した際や、夜間に動きがあった場合などに有効です。動きがあった場合にのみ録画を開始するため、記録容量を節約できます。例えば、閉店後の店舗内や、自宅の庭などで、人間や動物の動きを検知し、不審な行動を早期に察知することができます。
想定されるシーン
- 店舗
- 自宅の庭
- 動体検知が搭載された機種
物体検知
物体検知は、映像上の設定ポイントへの物の置き去りや、ポイントからの物の持ち去りを検知する機能です。指定した範囲内の物の有無を検知します。倉庫や配送センターでの荷物の監視、店舗内の商品管理に使用されます。例えば、倉庫の指定された場所に物が置かれたままの場合や、重要な物品が持ち去られた場合に即座に通知を受けることができます。
物体検知が搭載された機種
SCL-04DA03、SCL-04TE02、SCL-02DE02、SCL-02DD03、SCL-02TE02、SCL-04BA01、SCL-04VE01
侵入検知
侵入検知は、映像上に設定したラインを物体が通過すると反応する機能です。部屋に立ち入った人の監視や禁止エリアへの侵入を防ぐために有効です。例えば、企業のデータセンターへの不正アクセスや、学校の立ち入り禁止区域での侵入者を検知することができます。設定したラインを越えた瞬間にアラームが作動し、迅速な対応が可能です。
想定されるシーン
- 企業のデータセンター
- 学校など
物体検知が搭載された機種
SCL-04DA03、SCL-04TE02、SCL-02DE02、SCL-02DD03、SCL-02TE02、SCL-04BA01
妨害検知
妨害検知は、カメラ自体が物理的に攻撃を受けたり、視界が遮られたりした場合に検知する機能です。カメラの安全性を確保するために重要です。例えば、公共の防犯カメラが破壊されそうになった場合や、視界を妨害されるような行為があった場合に即座に通知を受けることができます。
想定されるシーン
- 店舗
物体検知が搭載された機種
SCL-04DA03、SCL-04TE02、SCL-02DE02、SCL-02DD03、SCL-02TE02、SCL-04BA01、SCL-04VE01
実際の導入事例
産婦人科での赤ちゃん連れ去り防止検知機能搭載のカメラを採用!
他の病院で新生児の連れ去り事件があったことから、10年ほど前に防止対策として新生児に取り付けるチップを導入した病院があります。このチップと防犯カメラを連携させることで、新生児の安全を確保しています。
導入事例:病院
院内のトラブル防止に。
他機器と防犯カメラの連携事例をご紹介!
大阪府豊中市T病院
まとめ
防犯カメラの検知機能は、私たちの生活やビジネスにおける安全確保のための重要なツールです。動体検知だけでなく、物体検知、侵入検知、妨害検知など、各種の検知機能を理解し、適切に活用することで、より効果的な防犯対策が可能になります。これらの機能を最大限に活用し、安全な環境を確保しましょう。
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