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防犯カメラの犯罪抑止効果は?データで見る犯罪発生率の変化 

防犯カメラの設置は、犯罪抑止において効果的な手段とされています。多くの場所でカメラの設置が増加しており、家庭や企業、公共の場でも防犯カメラを目にすることが当たり前になっています。統計データをもとに防犯カメラの犯罪抑止効果について詳しく見ていきましょう。 

データで検証!防犯カメラの設置台数と犯罪率の関係 

日本国内の防犯カメラ設置台数は500万台を超えており、2024年以降も年々設置台数が増加していくことが見込まれています。 

近年では東京都を中心とした強盗や空き巣事件の増加を受け、個人宅での防犯カメラ設置も増加しました。実際、防犯カメラの設置台数増加により犯罪検挙率が上がるとされ、地域社会での重要性が高まっています。 

防犯カメラの効果で犯罪件数が半減した事例も 

統計データ上、防犯カメラの効果範囲は半径50メートル以内で約20パーセント、100メートル以内で約10パーセントの犯罪抑止効果が期待できるとされています。 

さらに愛知県刈谷市では、街頭犯罪を防ぐための防犯カメラを設置した結果、設置後の5年間で刑法犯認知件数が46.4%減少したというデータがあります。 

これらの統計からも、防犯カメラが犯罪防止において効果的な対策であることがわかります。 

人は「誰も見ていないから少しくらい良いだろう」といった心理で犯罪を行うことがありますが、防犯カメラという「見られている目」がその心理を抑制する効果があります。 

さらに、本格的な強盗や空き巣などの場合でも、「防犯カメラに犯行の瞬間が記録されるかもしれない」という恐れから、犯行を諦めさせる可能性が高いとされています。 

防犯カメラが犯罪抑止に効果的な理由 

犯罪者の心理的抑制 

防犯カメラがあると犯行予定者に「映像に残される」という意識が働き、犯行をためらうケースが多いです。これは犯罪者が逮捕や罰則を恐れるためです。特に顔や服装が映ると特定が容易になるため、カメラの存在そのものが犯罪の抑制力を持つと考えられています。 

証拠としての役割 

防犯カメラの映像は、犯罪発生後に重要な証拠として役立ちます。警察が犯人を特定するための手がかりとなり、逮捕の迅速化にもつながります。このような事例が増えることで、「捕まる可能性が高い」というメッセージが犯罪者に伝わり、犯罪抑止効果がさらに高まります。 

緊急時の対応力向上 

防犯カメラが設置されていると、犯罪が発生した際にその場の状況をすぐに把握することができます。リアルタイムで映像を確認することで、警備員や警察がすぐに対応できるようになるため、犯行を未然に防ぐことも可能です。 

防犯カメラの犯罪抑止効果を発揮している事例

自宅(戸建て住宅・マンション) 

家庭における防犯対策としても、防犯カメラの設置は有効です。特に、一戸建て住宅やマンションのエントランスに設置することで、住民や家族に対する安全意識が向上し、不審者が近づきにくくなる効果があります。近年増加している、闇バイトによる緊縛強盗や空き巣への対策にもなります。 

商店街 

防犯カメラを商店街の通り沿いに設置することで、窃盗や自転車盗難が約10~20%減少した事例があります。商店街では、営業時間後は人通りが少ないため、夜間に犯罪が発生しやすいのですが、防犯カメラの設置によって抑止効果が表れたとされています。 

学校の周辺 

一部の学校では、子どもたちの安全確保のために防犯カメラを校門や周辺に設置しています。この取り組みにより、不審者の出没が減り、子どもたちが安心して通学できる環境が整えられています。また、児童の見守りを目的としたカメラも増えており、保護者からしても安心材料となります。

駐車場 

駐車場は車上荒らしや盗難が多発しやすい場所です。防犯カメラを設置することで、こうした犯罪が減少する傾向があります。駐車場は夜間暗くなる場所が多いですが、防犯カメラが設置されることで犯行が抑えられ、利用者の安心感が向上しています。 

防犯カメラを設置する際のデメリット・注意点 

プライバシー保護の考慮が必要 

防犯カメラは公共の場においても個人の映像を撮影するため、プライバシー保護の観点からの懸念が生じることがあります。この問題を解決するため、映像の管理を厳重に行い、必要なときにのみ映像を閲覧するような運用体制が求められます。私有地などが映る恐れがある場所では、映像内の一部エリアを隠すプライバシーマスク機能も活用しましょう。 

設置・維持コストがかかる 

防犯カメラの設置には費用がかかり、さらにメンテナンスも必要です。これに対する解決策として、国や自治体が提供している補助金制度を利用するなどの方法が考えられます。 

録画データの管理に注意が必要 

防犯カメラの録画データを適切に管理することも重要です。データの保存期間や利用目的を明確にし、適切に運用することで信頼性の高い防犯体制が実現できます。また、万が一のときに録画ができていないといったトラブルを避けるため、録画状況の定期的な確認が重要です。 

防犯カメラ設置に補助金が適用される? 

首都圏で相次ぐ強盗事件を受け、政府も防犯対策に積極的な取り組みを進めています。国や自治体は、住民の安全を守るために、防犯カメラ設置に対する補助金や助成金を提供しています。 

補助金の対象となる地域や条件は自治体ごとに異なりますが、一般的に防犯カメラの設置費用の一部をカバーする形で支援されます。防犯カメラの導入を検討する際には、お住まいの地域の補助金・助成金情報を確認してみるとよいでしょう。 

最後に 

防犯カメラは、犯罪抑止のために非常に効果的です。統計データからも、カメラの設置が犯罪発生率の減少に貢献していることがわかります。防犯カメラは犯罪者の心理的な抑制、証拠の確保、そして緊急時の迅速な対応を可能にし、地域社会の安全性を高める重要な存在です。 

防犯カメラの犯罪抑止効果を高めるには、用途に合った適切な機種の選定が重要です。ソリッドカメラのIPカメラ診断もぜひご活用ください。 

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