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学校で防犯カメラを導入すべき5つの理由と設置のポイント

学校における安全対策は、生徒や教職員の安心を守るために重要です。近年、防犯カメラの導入は多くの学校で増加しており、その普及率も高まっています。しかし、導入にあたっては、適切な場所に効果的に設置する必要があります。今回は、学校で防犯カメラを導入すべき理由や効果的な設置方法について解説します。

学校で防犯カメラを導入すべき5つの理由

不審者侵入の防止

学校の敷地や校舎に防犯カメラを設置することで、外部からの不審者の侵入を防止する効果があります。実際に、防犯カメラがあることで侵入を試みる不審者を抑制できるため、犯罪の未然防止が期待できます。

校内トラブルの証拠収集

いじめや器物破損、盗難といった校内トラブルも、防犯カメラの設置により対策が可能です。カメラの映像は、これらのトラブルの証拠として使われ、問題の早期解決に役立ちます。特にいじめ問題は、被害者と加害者、教職員の証言が食い違うことが多いため、映像や音声を残しておくことが重要です。防犯カメラは、教職員の目が届かない場所でも安心できる環境を提供します。

教職員の監視

防犯カメラの導入は、生徒だけでなく教職員を監視する効果もあります。近年では教職員による不適切な教育が注目されるケースが増えており、防犯カメラを設置することでトラブルの未然防止につながります。また、万が一トラブルが起きた際にも、録画映像による公正な事実確認ができるようになります。

教職員の業務軽減

防犯カメラを活用することで、教職員や警備員が常に校内の安全を監視する負担が軽減されます。カメラの映像を定期的に確認することで、効率的に校内の状況を把握できます​。

登下校時の安全確保

学校の敷地内だけでなく、通学路などの学校周辺にもカメラを設置することで、登下校時の安全性を確保できます。交通事故や誘拐などのリスクを減らし、地域全体の防犯にも寄与します​。

学校の防犯カメラはどこに設置する?

校門や裏門

防犯カメラの最大の目的は「不審者の侵入を早期に察知し、迅速に対応すること」です。そのため、校門や裏門といった、人通りの多い場所や人目につきにくい場所に設置するのが効果的です。さらに、カメラの存在自体が不審者に圧力を与え、侵入を思いとどまらせる効果も期待できます。

廊下や階段

廊下や階段は多くの学生が休憩時間や移動時に利用するため、防犯カメラの設置が推奨されます。学生が自然に過ごせる環境を保つために、カメラの設置場所には十分な配慮が必要です。

通学路

学校内だけでなく、通学路にも防犯カメラを設置することが望ましいです。登下校中の学生が狙われる事件は各地で発生しています。学校指定の通学路にカメラがあることで、トラブルの防止や早期発見が可能となります。

駐輪場やロッカー

駐輪場やロッカーは、盗難や自転車のパンク、物の隠し場所として利用されやすいエリアです。人目が届きにくいこともトラブルを引き起こしやすい原因となっています。

部室

中高生になると、部室での着替えやかばん・貴重品の長時間放置が増え、盗難事件が起こりやすくなります。また、部室内でのパワハラやセクハラといった問題が発生するケースもあるため、部室への防犯カメラ設置は有効です。ただし、設置する際は更衣室が映らないようにするなど、プライバシーへの配慮も重要です。部室の入口にカメラを設置するなど、最適な方法を慎重に検討しましょう。

プール

学校のプールは、学生が使用していない時間に不審者が勝手に入り込むことがあります。また、不審者がプールにカメラを仕掛けたり、貴重品を盗んだりするリスクも考えられます。不審者の侵入防止や証拠の確保のためにも、プールへの防犯カメラ設置は有効です。

学校に防犯カメラを設置するときのポイント

公立学校だと自治体の承認が必要

私立学校では比較的自由に防犯カメラの導入が進められることが多いです​が、公立学校の場合、導入に自治体の予算承認が不可欠です。自治体は防犯カメラの効果や設置場所の適切さについて慎重に判断するため、学校側は詳細な計画を立てて説得する必要があります。

プライバシーへの配慮

防犯カメラの設置には、生徒のプライバシーを侵害しないことが非常に重要です。カメラに常に監視されていると、生徒や保護者が不審に感じることがあります。そのため、設置場所やカメラの管理においては慎重な対応が必要です。

データ管理の徹底

防犯カメラを設置するだけでなく、撮影データの管理も非常に重要です。映像データが外部に漏れないように、保存場所や保存期間、消去方法を厳格に決め、管理者を設ける必要があります。

学校への設置におすすめのカメラ3選

180°パノラマビューで広範囲監視 IPC-180LTE-a

180°の広範囲監視ができ、屋内・屋外問わず使用できるモデルです。プライバシーマスク機能により指定のエリアのみ映さないようにする設定も可能です。

通信工事不要のSIMカメラ IPC-16LTEp

屋外用のバレット型で耐久性が高く、校門・裏門などへの設置に適しています。またカメラが目立ちやすいため不審者の侵入を抑制できます。

多彩な機能でニーズに応える IPC-07FHDⅡ

屋内用のドーム型カメラで、威圧感が少ないため廊下や階段などの設置におすすめです。パンチルト機能で広範囲を撮影できるため、校内の安全を効率的に守ることができます​。

学校の防犯カメラ導入に補助金・助成金が使えます

都道府県や市区町村などの自治体には、学校で防犯カメラを設置する際に補助金・助成金の制度を施行しているところもあります。子どもたちの安全を守るため、防犯カメラの導入を検討する際には一度確認してみるとよいでしょう。

まとめ

学校における防犯カメラの導入は、不審者の侵入防止やトラブルの抑制、そして生徒と保護者の安心感向上に大きな効果があります。ただし、プライバシーへの配慮やデータ管理の徹底も重要なポイントです。導入にあたっては、適切な場所に設置し、専門業者の協力を得ながら運用することをおすすめします。