防犯カメラのメンテナンスの必要性とその方法
防犯カメラを設置するときには、メンテナンスのことも考えておく必要があります。防犯カメラの保証期間は、メンテナンスをすることを前提として設定されています。ここでは、自分でできるメンテナンス方法など、簡単にできるものをいくつか紹介します。
目次
メンテナンスをしないとどうなる?
メンテナンスをしないと、カメラの性能が低下したり、故障したりする可能性が高まります。汚れなどの付着により、映像が見れなくなってしまうと、防犯カメラを設置している意味がなくなってしまいます。
特に、屋外に設置したカメラは、雨風や日光にさらされるため、定期的な点検が必要です。ソーラーパネル付きの防犯カメラは、パネル部分が汚れると発電ができなくなるので、清掃を怠らないようにしましょう。
自分でできるメンテナンス方法
カメラ本体のクリーニング
カメラ本体にほこりやクモの巣などの汚れが付着すると、映像がぼやけたり、色が変わったりします。また、台風や落雷のあとは、故障の確率が上がるため、点検をすることが推奨されます。カメラの角度が変わっていないか、強風でネジが緩んでいないか、防水処理は剥がれていないかなどチェックをしましょう。
また、カメラ本体を柔らかい布やブラシで優しく拭いたり、ハンドブロワーで吹き飛ばしたりして、清潔に保ちましょう。レンズには、専用のクリーナーを使って汚れを落とします。レンズに傷がつかないように注意しましょう。
レコーダー周りの確認
レコーダーは、カメラの映像を記録する重要な機器です。レコーダー周りには、電源コードやケーブルなどがありますが、これらが抜けたり、断線したりしないように確認しましょう。また、火事防止のためにも、定期的に埃の除去を行う必要があります。レコーダーは、通気性の良い場所に設置し、過熱しないようにします。
映像に問題がないか確認
カメラとレコーダーのメンテナンスをしたら、最後に映像に問題がないか確認しましょう。映像が途切れたり、乱れたり、暗かったり、明るすぎたりしないかをチェックします。映像に問題がある場合は、カメラの位置や角度を調整したり、設定を変更したりして改善しましょう。
高所など危険な場所はプロに点検を依頼しよう
高所など、自分でメンテナンスをするのが危険な場所はプロに点検を依頼しましょう。
また、カメラに異常がある場合はそのまま使用を継続せず、修理の必要性があるかサポートに問い合わせましょう。
メンテナンスの頻度は?
メンテナンスの頻度は、設置環境によって変わりますが、一般的には、屋外なら3か月に1回、屋内なら半年に1回を目安にしましょう。もちろん、カメラの状態や使用頻度によっても異なりますので、自分の目で確認することも大切です。
メンテナンスを減らすには、設置方法にも工夫が必要です。カメラは、直射日光や雨水が当たらないように、屋根や日よけなどを利用して設置しましょう。また、カメラの種類によっては、防水・防塵・耐熱・耐寒などの機能が備わっているものもあり、屋外設置ではこれらの機能が必須です。設置環境に合わせて、適切なカメラを選ぶようにしましょう。
まとめ
防犯カメラは、設置しただけではなく、定期的にメンテナンスをすることで、長く安心して使えるものです。メンテナンスをすることで、映像が途切れることなく、いつでも確認できるようになります。また、メンテナンスをすることで、カメラの寿命も延ばすことができます。防犯カメラのメンテナンス方法を把握しておき、自分のカメラを大切にしましょう。
屋内・屋外おすすめのカメラ
屋内・屋外それぞれのおすすめ機種を別途記事にて紹介しておりますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。
買い替えにも!防犯カメラの導入に補助金・助成金が使えます
都道府県や市区町村などの自治体には、防犯目的でカメラを設置する際に補助金・助成金の制度を施行しているところもあります。買い替えも補助の対象になっている場合がありますので、防犯カメラの導入を検討する際には一度確認してみるとよいでしょう。
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