No.000374
2022.01.19
PIR(Passive Infrared Ray)センサーとは受動赤外線センサーの略語で、
一般的に人体感知センサーや人感センサーなどと呼ばれています。
物質から放出される遠赤外線の量と動きを検知し 、人や動物などの動きを判別します。
主に警報器、自動照明、防犯カメラなどに使用されています。
弊社の取り扱っている以下のカメラにも搭載されています。
PIRセンサーの強みと弱みを把握することで、より適切なカメラの運用が行えます。
●常時録画を行わなくても良い
カメラの機能にはPIRセンサー(人体感知センサー)とよく似た用途で使用される動体検知機能というものがあります。
人体感知と動体検知の大きな違いはその判断基準にあります。 人体感知は上述の通り、赤外線を判断基準にしています。 動体検知は映像内のデータ変化量を判断基準にしています。
つまり、映像が暗い状態から明るくなったり、カメラの前を何かが遮ったりするなど、変化が起こった場合に反応します。
ガラス越しの場合、動体検知は動きの有無で検知が可能ですが、人体感知は発熱体に反応するためガラス越しの検知はできません。 2つの機能を使い分ける場合、「人」に重きを置くのであれば人体感知、「変化」に重きを置くのであれば動体検知といったような選び方がおすすめです。
しっかりと機能把握をしないままにカメラ設置・運用を行う場合、カメラの活用範囲が狭まってしまい、
満足のいく結果が得られない場合があります。
それを避けるためにも用途を考え、場面に合ったカメラを選ぶ必要があります。
カメラの選定が難しい場合は、お気軽にお問い合わせください。