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お役立ちコラム

戸建て住宅におすすめの防犯カメラとは?緊縛強盗や空き巣対策に 

ニュースで頻繁に耳にする「緊縛強盗」や「住宅侵入窃盗」。匿名・流動型犯罪グループ、通称「トクリュウ」による緊縛強盗事件では、訪問業者を装って住宅に侵入し、住民を縛り上げて財産を奪うといった恐ろしい手口が用いられています。 

これらの犯罪は、被害者に大きな精神的・物理的なダメージを与えます。特に戸建て住宅は、周囲に人が少なく、ターゲットにされやすい傾向があります。そのため、適切な防犯対策が不可欠です。 

戸建て住宅の防犯カメラの必要性とは

戸建て住宅に防犯カメラを設置する最大の目的は、犯罪を未然に防ぐことです。特に一軒家では、住宅周りに人目が少ないことから、空き巣や侵入窃盗のターゲットになりやすいと言われています。侵入窃盗の発生場所として最も多いのが一戸建て住宅で、全体の30%以上を占めています。 

こうした犯罪に対しては、防犯カメラが証拠の記録早期発見に役立ちます。カメラの録画映像があれば、犯人の特定や、警察への迅速な通報が可能です。そして何よりも、防犯カメラを設置することで「監視されている」という心理的圧力を与え、犯罪の抑止になります。 

戸建て住宅に効果的な防犯カメラの設置場所

玄関周辺

犯罪者の多くが玄関から侵入を試みるため、玄関周りに防犯カメラを設置することは非常に有効です。玄関のドアやポスト周辺を監視できる位置に設置することで、宅配便を装った侵入や不審な訪問者を確認できます。 

窓やベランダ 

窓やベランダも、たとえ2階以上の住宅であっても侵入経路になることがあります。ここに防犯カメラを設置することで、外部からの侵入を未然に防ぎます。特に庭や隣接する建物が近い場所では、窓を監視するカメラが有効です。 

車庫や駐車場スペース

車の盗難や器物損壊を防ぐために、車庫や駐車場スペースにもカメラを設置しましょう。車への被害は高額になることが多く、事前の対策が重要です。車が見える位置にカメラを設置すれば、車両への接近を監視できます。 

防犯カメラだけじゃない!併用すべき防犯対策

 防犯カメラは非常に有効なツールですが、それだけでは十分ではない場合もあります。効果を最大化するためには、他の防犯対策と組み合わせるのがおすすめです。  

不審な人物を自宅に入れない 

最近の犯罪手口では、不審者が作業員や宅配業者を装って住宅を訪問し、侵入を試みたり空き巣の下見に来たりするケースが増えています。事前に宅配や修理業者の訪問予定がない場合は、無理にドアを開けないなど慎重な対応が大切です。 

人感センサーアラームで不審者を撃退

防犯対策として、音を鳴らす仕組みを取り入れることも効果的です。例えば、侵入者が家に侵入した際に警報音を鳴らす防犯アラームや、窓やドアの開閉に反応する音響センサーを設置することで、犯人が驚いて逃げる可能性が高まります。音は周囲の注意を引くため、犯罪者にとっては大きなリスクとなります。 

センサーライトの設置

防犯カメラと相性の良いのがセンサーライトです。人の動きを感知して自動的にライトが点灯するため、不審者が近づくと強い光で威圧感を与えます。これにより夜間の防犯効果が向上します。  

防犯フィルムの活用

窓ガラスに防犯フィルムを貼ることで、窓の破壊を防ぐことができます。防犯カメラで犯行を記録することも大切ですが、窓を壊される前に対策することで、被害を未然に防ぐことが可能です。 

戸建て住宅に設置する防犯カメラの選び方

屋外に設置できる防犯カメラ

戸建て住宅では、敷地外からの侵入を防ぐために、屋外設置が可能なカメラを選ぶことが重要です。屋外カメラは、雨や風などの自然環境にも耐えられるよう、防水・防塵性能があるものを選ぶと安心です。特に玄関や庭、車庫など、侵入経路となりやすい場所に設置することが推奨されます。 

夜間撮影ができる赤外線機能付きカメラ 

犯罪の多くは夜間に発生します。そのため、夜間撮影が可能な赤外線機能付きの防犯カメラを設置することが効果的です。暗闇でも鮮明な映像が撮影できれば、不審者の動きをしっかりと捉えられます。赤外線カメラであれば、夜間でも周囲の明るさに関わらず、クリアな映像を提供します。 

録画機能と遠隔監視機能

カメラ映像の録画機能は必須です。犯罪が起こった場合、その映像は重要な証拠になります。録画機能付きのカメラであれば、侵入の瞬間や犯行現場を記録でき、後の捜査に役立ちます。また、スマートフォンやタブレットを使って遠隔監視できる防犯カメラがおすすめです。外出中でも自宅の様子を確認できるため、より安心感が高まります。 

プライバシーマスク機能付きのカメラ

防犯カメラを設置する際に気を付けたいのが、プライバシーの保護です。特に隣の家や道路など、公共のスペースが映り込む場合は、録画映像に不必要なエリアが記録されることがあります。これを防ぐために、プライバシーマスク機能を備えたカメラがおすすめです。 

プライバシーマスク機能とは、特定のエリアを黒塗りなどで映さないようにする機能のことです。これにより、防犯目的以外の映像が記録されないようにし、周囲のプライバシーを守りながら、効率的な防犯監視が可能になります。 

戸建て住宅への設置におすすめの防犯カメラ

戸建て住宅に設置する防犯カメラは、設置場所や用途に応じて必要な機能があるものを選ぶ必要があります。機種の選定をする際は、以下のおすすめIPカメラ診断も活用してみてください。 

Viewla(ビューラ)シリーズ

ViewlaシリーズのIPカメラは、接続が簡単で、スマホやPCから手軽に遠隔視聴できる点が魅力です。屋外への設置でカメラをインターネット回線に接続するのが難しい場合は、SIMカードを入れて通信できるSIMカメラも検討しましょう。 

180° パノラマビュー IPカメラ IPC-180LTE-a / IPC-180w-a

★180°パノラマビューにより1台で広範囲監視
★IPC-180LTE-aはSIM通信対応、IPC-180w-aはWi-Fi対応
★microSDカードによる録画機能
★動体検知・プッシュ通知機能
★プライバシーマスク機能
★赤外線で夜間撮影可能

LTE対応屋外用フルHD IPカメラ IPC-16LTEp

★SIMカードを挿すだけなのでインターネット回線不要
★microSDカードによる録画機能
★動体検知・プッシュ通知機能
★プライバシーマスク機能
★赤外線で夜間撮影可能

Secula(セキュラ)シリーズ

SeculaシリーズのIPカメラは、別売りのNVR(ネットワークビデオレコーダー)に接続して高画質・長期間の録画ができるのが特長です。 

Secula Lite(セキュラライト)4MP 光学PTZ防水ドームカメラ SCL-L04DZ-A

★パンチルト(左右360°上下90°)で広範囲監視
★光学5倍ズーム
★プライバシーマスク機能
★赤外線で夜間撮影可能

2MP 低照度カラーチューブ SCL-02TE02

★光学4倍ズーム
★動体検知・プッシュ通知機能
★プライバシーマスク機能
★赤外線で夜間撮影可能

戸建て住宅の防犯カメラ設置に補助金が適用される

首都圏で相次ぐ強盗事件を受け、政府も防犯対策に積極的な取り組みを進めています。国や自治体は、住民の安全を守るために、防犯カメラ設置に対する補助金や助成金を提供しており、ご家庭でもこの支援を受けられる可能性があります。 

関連:<独自>公費で防犯カメラ設置補助へ 政府、経済対策で防犯支援 トクリュウ事件多発受け - 産経ニュース

補助金の対象となる地域や条件は自治体ごとに異なりますが、一般的に防犯カメラの設置費用の一部をカバーする形で支援されます。戸建て住宅に防犯カメラの導入を検討する際には、お住まいの地域の補助金・助成金情報を確認してみるとよいでしょう。

全国各地の補助金・助成金情報:北海道・東北地方 / 関東地方 / 中部地方 / 近畿地方 / 中国・四国地方 / 九州・沖縄地方